悲しき風景
先日の話になります。
部員とそのお父さんが練習に来て、
監督にうちの息子学校の授業の時に縄跳びで足を捻ったか、打ったかしたみたいで本人と家内は練習用心して休みたいと言ってたんだけど、見た感じ出来るし、このくらいで休むのは弱すぎると思うから連れて来ました。と。
そしたら、うちの監督は
確かにそのくらいで休むのは弱すぎますね。
その父兄は
また監督から強く言ってください。
監督は、
分かりました。強めに言っときます。
そして、色々練習が進み、最後にランナーの練習をしていました。
そして、ちょうどその子が一塁ランナーになって盗塁した時にスライディングをしませんでした。
そしたら、監督が
何で滑らないんだ!危ないじゃないか!
その部員は、
お母さんからスライディングなるべくしない様にと言われた。と監督に話し
監督はその部員を呼び、そのくらいでスライディングしないのか?気持ちが弱すぎなんじゃないか?などなど、話していました。
その部員は当然涙。
その部員のお父さんも一緒になってその部員に弱いとか言ってる始末。
男たるもの強く育って欲しいというのも分かりますが、怪我の具合、痛みなどは当人しか分かりません。
その怪我が最悪、悪化したらどうするんだろう。
そのお父さんも考え方が古い方で、少々の怪我や傷は男の勲章みたいに考えてる人で。
痛いのを痛いと正直に言える環境を、キツいのをキツいと言える環境を。
うちのチームにはあと2人程こういう親がいます。
何か言えば、口を出さなくていい。
息子の事は俺が分かるから。
こんな感じです。
ずっとこんな感じで、キツい事が良いと考えたり、上手くなる為なら少々の犠牲も構わないと考えていくんですかねー?
それでは、また明日!