初球待て
うちの6年生の話になります。
練習試合、公式戦でもですが、必ずと言っていいほど必ず初球待てのサイン。ノーアウト先頭バッターでランナーなしでもサインの確認は絶対で、サインは必ず待てを4年生の時からしています。
一度今の6年生の監督になぜ初球待てのサインが必要なんですかと息子が3年の時に聞いた事があります。
そしたら、学童野球なんだから何が起こるか分からないし、3球続けてストライクもくる訳ないし、ましてや初球打ってアウトになるのも勿体ない。なるべく初球待ってボール、ボールでフォアボールで相手から崩れていくのを待ちたいと。
確かに、市内の地区大会1回戦、2回戦レベルならそれで勝てるかもしれませんが、上に行けば行くほどピッチャーも良くなるわけだし、良いピッチャーに対して2球で勝負するのと、3球で勝負するのじゃ全然気持ち的にも違うんじゃないかと。
この6年生のチームは確かに市内レベルでは強かったです。
しかし、県大会など相手のレベルが上がったチームと対戦すると、大概初球待てを見抜かれてしまって、3回くらいから初球を置きにくるボールでストライク取られますね。
うちのチームも見抜かれたと気付いて子供達に初球打っていいよってサイン出しても、3年間初球待てをやってきた子供達からしたら、いきなり初球打てないですよね。
で、結果追い込まれて三振だったり、振りたくもないボール振ってアウトになったりとか。
やはり、サイン一つとっても子供達の気持ちを考えて、何のために打席立つのか、どんな気持ちで今まで努力してきたのかを考えて出していかなければいけないなと。
逆に、学童野球はサイン禁止にしてもらった方が子供達は思い切りバッティングに集中出来るんじゃないかなとか。
野球ってやっぱり思い切りやった方が楽しいですよ!